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NZ地震報道で思うこと [雑感]

連続ツイート形式にしようと思ったが、長いのでブログサイトに記述することにした。


NZ地震の報道姿勢に鑑み、リスク心理学入門(サイエンス社) リスクとマスコミの章から抜粋してみた。

P132より引用

日本のマスコミは、リスク被害の情緒的な表現を好む傾向がある。航空機事故などが起きると、アメリカで真っ先に現地に到着するのは弁護士だが、日本では遺族だというのは、このような傾向を表す挿話としてよくいわれることだが、マスコミの受け手も送り手もリスクに対する遺族などの感情描写に関心を持ちすぎる傾向があるように思われる。これは、二つの点で、われわれのリスク認知に影響を与えていると思われる。ひとつは、このような感情への過度の注視が、リスク本来の原因への関心や将来への防止への関心を薄めさせるという問題である。そしてもうひとつの問題は、これがリスクのカタストロフィックな認知傾向をなおさら強め、その結果バランスのとれたリスク観の形成を妨げる可能性があることである。

とまあ、マスコミの問題点はリスク研究者にすでに前から指摘済みなのであるが、今も昔のままということなんですね、この業界は。

それはおそらく、内省しなければ、自らが不利益になるという状況におかれていない構造がそこにあるからなんだろうと思う。

ひとりひとりの消費者が彼らをはっきりとリジェクトし、それが総和となって彼らの切羽つまっった問題とならない限り、
彼らは、「だって消費者から求められるんだもん~」ということを錦の御旗として、今と同じ姿勢をこれからも続けていくのだろう。

まあ、それはそれとして、

これからの社会構造に合わせたリスク観とは何だろう?

こういう命題を皆さんはご自分で考えてみたことはありますか?

私は、よく考えています。考えるけれども、しばしばよくわからくなります。当然、明確な答えはでません。

でも、日々考える自分にとって、メディアから流れてこんでくる何かのリスクが関連したニュースの類には、いつも違和感がありまくりなんです。

明確な答えは出ないけど、もっと、世の中は、リスクに対して寛容であればいいのに。。。。といつも思っています

※ なお、今はツイッター上を自分の住処としておりますので、このエントリーのコメント欄は設けておりません。


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